超音波(エコー)画像による誘導を成立要件として行われる、低侵襲手術です。整形外科の超音波ガイド下手術、エコーガイド下手術とも呼ばれます。超音波が「あれば有用な補助」ではなく「なければ成立しない」手術を指し、用いる器具の種類は問いません。
手術は、その「目」とともに発展してきました。肉眼から顕微鏡へ、さらに内視鏡下へ、透視下へ。いずれも独立した領域として体系化され、専用の器具と術式を生みました。超音波ガイド下手術も、同じ道を歩んでいます。リアルタイムに軟部組織を描出できるという、他のどの「目」も持たない特性が、これまで到達し得なかった手術を可能にします。
ソノサージャリーは、器具の名称ではなく、手術様式の名称です。
ソノサージャリーは、運動器エコー(運動器超音波)の技術を手術に応用したものです。手外科(手の外科)・上肢の外科を中心に、皮膚を大きく切開しない経皮的手術や小切開の手術として行われ、いわゆる「切らない手術」に近い、低侵襲(最小侵襲)な治療を目指します。
本会は現在、ばね指、手根管症候群、ドケルバン病、手関節や腱鞘のガングリオン、テニス肘、デュピュイトラン拘縮、ヘバーデン結節など、手の外科を中心とする12の術式を対象としています(ハンズオンセミナー及び修了登録規程 別表)。
ソノサージャリーは、高精細な超音波機器の導入を必須とし、読影技術とプローブ操作技術を術者に要求する手術です。本会は、整形外科におけるソノサージャリーを確立し、広めていくことを目的とします。同時に、手術技術・医療機器設備・患者利益に見合った対価が得られる医療環境の実現を追い求めることを使命とします。医療の進歩に伴う医療機関の負担が、患者利益に対する正当な対価として還元されていく好循環をつくります。
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